座礁クジラ記念碑除幕式
          平成15年1月22日(水)
 マッコウクジラ漂着
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 マッコウクジラ座礁から1年、大浦町ふるさと館でモニュメントが開かれ、その中でクジラ記念碑の除幕式が行われました。

記念碑を設計された田代設計さんの挨拶によれば、碑の長さ10m、強化プラスチック製で出来ていて、台座の芝生部分が実際の鯨の大きさ16mになっている。 それを取り囲むように置かれている13本の六方石は死亡した13頭の鯨を表し、救出された1頭を見守っているとのお話でした。

説明を聞いて、最後に生き残った1頭が救出された時のことが思い出され、胸があつくなりました。

    鯨との日々(Whale Days Remembered)
(写真左)鯨のしっぽは、座礁した海岸に向けられ、階段を上がって先を見ると座礁した海岸が見えるそうです。
「鯨の目はどこにあるの?」と聞いている人もいました。

(写真右)座礁から救助までの様子が、写真と説明文で記してあります。

除幕された時ワッ〜と声が上がった

   松尾木工の若夫婦
 松尾木工さんは、鯨のロッキング・チェアー・コースター・マグネット・ティッシュケースの木工製品を販売してます。
 デザインの考案からお二人で作成されたもので、あたたかみのある安全なものばかりです。
 鯨のロッキングチェアー(写真左)は、揺れを計算し製作した自信作だそうです。
  お求めは、ふるさと館まで!

また、大浦町で販売するクジラに関する商品には、すべて空飛ぶクジラのシールが張られています。
このモニュメントには、200名以上の人とテレビ全局が取材に訪れ、夕方のニュースで放映されました。
大浦町にマッコウ・クジラが漂着したことで、大浦町が全国的に有名になることができました。 
また、これをきっかけにクジラ座礁や捕鯨問題にも関心が高まってきたようです。
大浦の海岸は磁場の揺れがあって、鯨が座礁しやすい場所なのだそうです。
クジラが座礁した時の大変な救出劇を考えたら大きな声では言えないけど、もし元気な鯨が毎日この大浦海岸で泳いでいたら、多摩川のたまチャンよりも有名になるのにな〜とひそかに思っています。

NGOが販売したマウスパット700円で買いました
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